考える黒クマ、思い出す黒クマ…('(t)'; )

僕もこんなオフィスでお仕事したいなぁ…とか思いつつ。
やっぱし天井高いのがいいなぁ…とか思いつつ。
でもこんなに本は読まないなぁ…とか。
ロードバイクが置いてあったり。
後ろにはアルカンシェル



素敵。

Paul Smith's London HQ Photograph: Rebecca Duke
http://static.guim.co.uk/sys-images/Observer/Pix/pictures/2009/2/17/1234875477159/Paul-Smiths-London-HQ-001.jpg
(from the guardian)
 
 
 

最近、ホント考えるお仕事が多いです。

「考えない仕事」なんてないんでしょうけど。
今までより必死に考えるお仕事が増えた気がします。
ただ以前より健全なアタマの使い方をしてると思うので…

まいっかヽ( '(∀)' )/的な。

そんなコトを考えつつ。
前の会社のコトを思い出したり。
ほんとあれは不健全だったなーとか。
 
 
 

コードネーム: 呪文の会。

研究所勤めの次の会社のお話。

提案書の上では壮大な夢を語るけど
そこに至るロードマップは存在しない会社。
いわゆる「お金集めが非常に上手な会社」でした。

しかしですね。

世の中おかしいというか。
お金ってあるトコにはあるんだなというか。
そんな会社にも出資してくれるトコはある訳で。

呪文の会て別に宗教とかの会社ぢゃないですけど。
なんか言ってるコトがまるで呪文ぽいというか。
呪文をかけてるがごとくお金が集まるとか。

しかしですね。

やはり無理は無理。
ホントは研究職で入ったはずですが…
結局、入社以来ロードマップを埋めるお仕事。

しかしですね。

そんな簡単な訳ない、というか普通におかしい。
数十億円の出資金を使い切った会社は終了のお知らせ。

しかしですね。

コレ人生経験としてはかなりのモノです。
次々と明らかになる会社の中の裏事情。
危険を察知してさっさと逃げる幹部。
毎日のように訪れる出資側の人々。
会議室から漏れ聞こえる怒号。
いわゆる社長派とかあって。
一方で反乱側とかあって。
説得工作やらなんやら。
深夜に及ぶ議論やら。
まるでTVドラマか。

どうやってこの難破船から脱出するか。
僕もその思惑や策略の渦に巻き込まれた訳で。
勤務時間中にもかかわらず近くのcafeで作戦会議とか。
さすがに僕も無いアタマを必死に使っていたみたいです。
半年後にかなりでかい500円玉ハゲが出来ちゃいましたもん。

…結局。

僕らは3人で新しい会社を設立した訳ですが。
あんな必死に考えたのは人生で初めてだったと思います。

しかしですね。

やっぱしこいうコトにアタマ使うのは…
不健全というか、真っ当じゃないというか。
アタマの使い方として全くよろしくないと思います。
 
 
 

秘密基地になって。

おかげさまでやってるコトは真っ当(笑)
おかげさまでお仕事は一応ある感じ。

ただ。

秘密基地も3年目に突入して
周りの状況も変わってきているし
自分たちの限界点も見えてきているし
お仕事があるうちにNEXTを見据える必要あり。

「会社を存続させていく」

ホントはそんな役割はしたくないし
できれば研究的な仕事がいいなと思うし
まだまだそんな能力は自分にないと思うけど
そんなモノゴトを考えなければならない立場とか。
だけどそれでお給料とかガツンと上がる訳ではなく。
 
 
 
ハーコリャコリャヽ( '(∀)'; )/